こんにちは。作業療法士の梅原です。
当クリニックのリハビリ科には「理学療法士」と「作業療法士」がいます。
私はご挨拶した通り、作業療法士です。
しかし、知名度の違いもあり、整形外科クリニックのリハビリの人=理学療法士と思っている方が多いように感じます。
また、リハビリ職側も、整形外科(特に外来)では理学療法士が主役だと思う方が多いのではないかと推測します。
確かに、当クリニックのような場では作業療法士でも理学療法士と同じ業務内容です。
ですが、作業療法士が働くメリットは十分あると思っています。
そこで、整形外科クリニックにおける作業療法士について、
患者様にとってメリットと考えられることと作業療法士として私が感じたメリットの2つに分けて、
あくまでも個人の考えですがお話しようと思います。
①患者様にとってのメリット
※以下のことが必ずしもすべての作業療法士に当てはまるわけでも、理学療法士に当てはまらないわけでもありません。
・手の機能に詳しい
作業療法の分野の一つとして「ハンドセラピィ」があります。整形外科においては、手指の骨折、腱鞘炎などの疾患が対象になります。それらの手のリハビリについては、作業療法士の方がより専門的と言えます。
・視野を広く診ることが得意
養成校にて勉強した学問は、理学療法士は「狭く深く」、作業療法士は「浅く広く」の印象があります。
そのため、動作を工夫したり道具を利用したりなどの代替案を考える、発症に至った要因を考えて改善する、精神機能や認知機能の影響を考える、など根本的に症状を取り除くこと以外に広い視野で患者様を診ることが得意な傾向があると思います。
・インドア系の趣味を持つ人が多い
少し偏見は入りますが、作業療法士は文化系の人が多いです。そのため、前述した手の機能に詳しいということも併せて、楽器や手芸などの趣味に支障をきたした患者様のリハビリに向いていると思われます。
②作業療法士にとってのメリット
・細かい知識が身につく
疾患は整形外科疾患に限られ、患者様のADLは高く、他の疾患などの影響が少ないことが多いため、考えるべきことの範囲は狭いです。その分、一つのことに対して深く学んで考える時間が取れると感じています。
・身体の使い方が上手くなる
患者様に姿勢や動作の指導をする機会が多くあるため、自分でもそれが自然と身につきます。今後自分が仕事をする上で効率的な動きができますし、別の分野に転職しても、リハビリの仕事を辞めた後でも自分の健康のために活かせる経験だと思います。
作業療法士の仕事は曖昧さがあるため難しいですが、作業療法士のリハビリを受けている患者様や整形外科クリニックで働こうか迷っている作業療法士の方の参考に少しでもなっていたら幸いです。









