クリニックブログ

2021.08.19更新

こんにちは。髙見澤整形外科クリニックのリハビリテーション科、松本です。

増え続けるコロナ患者数の中、外出機会が減ったことによる運動不足が原因で、

『体重が増えた』

『関節が痛くなってきた』

などなど、患者様からよく耳にするのが運動不足と体の痛みの訴えです。

そこで今回、コロナに負けない体作りを行うために、まずは知って頂きたい

『体重と関節の関係』

についてご紹介したいと思います。

 

体重が増えることに対して発症しやすい関節疾患は『変形性関節症』と言われており、

40歳~50歳代から発症し、80歳代ではほぼすべての方が当てはまるとされています。

変形性関節症とは、軟骨と周囲組織の損傷を伴い、最終的には関節の変形をきたす疾患です。

症状としては、関節周囲の痛み・関節のこわばり・関節の動きにくさなどです。

これは体重が影響しやすい関節である「腰、膝関節、股関節」に多くは発症します。

 

それではご自身が、どのくらいの体重になると関節に負担がかかるのか調べていきましょう。

そこでまず必要となるのが『BMI:肥満度を表す体格指数』です。

BMI』の計算方法は

「体重」÷「身長(m)2」で表されます。

例えば、身長160㎝、体重60㎏の場合

⇒ 60÷{(1.6)×(1.6)}=23.4

この場合のBMIは23です。

荷重関節である、膝、股関節、腰は非常に体重に左右されやすく、BMIによって変形性関節症のリスクも変化していきます。

 

 

以上のように『BMI』が25以上となった場合、変形性関節症に発症しやすいリスクは非常に高まります。

 

それでは現在、外出機会が減って、運動することが難しい方、体を動かすことが苦手な方はどのように体重維持、減量を行えばよいでしょうか。

ある研究によると、

 肥満者▶1日平均座位時間9時間

非肥満者▶1日平均座位時間7時間半

という報告もあります。

家の中でも少し活動量を気をつけると、肥満になるのを避けられる可能性があります。

 

そこで最後にご自宅でできる

『骨粗鬆症&肥満予防に最適な運動2つ』

をご紹介します。

踵上げ(姿勢:立位、手すりに捕まっても可)

頭が天井にまっすぐ伸びるように立つ

②踵が内側、外側に捻れないゆっくり上げる

③ゆっくり踵を下げる

●スクワット(姿勢:立位、手すりに捕まっても可)
①肩幅に足を開く
 ※爪先をまっすぐ正面に向ける

②ゆっくり膝を爪先まで曲げる
 ※膝が痛い方は無理せず痛くない範囲で行う

③ゆっくり膝を伸ばす

自宅にいる時では座っている時間を減らし、時間がある時にこまめに行いましょう!

髙見澤整形外科クリニックのリハビリテーション科では担当療法士、トレーナーが連携し、機能改善、再発予防までサポートさせて頂いております。

慢性疾患からスポーツ疾患の方まで幅広く対応させて戴いておりますので、どうぞご相談ください。

投稿者: 高見澤整形外科クリニック

2021.08.01更新

皆様、こんにちは、院長の髙見澤です。

新型コロナウイルス感染者が、急増しております。

当院も個々に諸事情がある方以外、ほとんどの医療従業員がワクチン接種を済ませております。

来院される皆様におかれましても、引き続き受診時、検温をさせて頂いております。

アルコール手指消毒、マスク着用の徹底、ご協力の程、宜しくお願い致します。

体調の悪い方、検温時37.5℃以上ある方は、受診を控えて頂き、先におかかりの内科発熱外来を受診して頂く事がございますのでご理解の程、宜しくお願い致します。

そんな中、市内第3小学校から、コロナ渦医療従事している我々に感謝のメッセージが書かれた色紙を頂きました。

1

皆さんもこのような大変な中、とても勇気つけられる、また、心温まるメッセージを頂き、誠にありがとうございました。

せっかくの夏休みなのに、思いを寄せる人に会えない等、我慢しないといけない事も多いかもしれません。

今はこの危機的状況を、各自感染しないように日々できる事をして一緒に乗り切っていきましょう。

 

3

8月の夏休みによる休診日は、8月13日(金)、14日(土)となります。

8月16日(月)から通常診療となりますので、宜しくお願い致します。

 

 

 

 

投稿者: 高見澤整形外科クリニック

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY

ご予約・ご相談はお気軽に

お悩みでしたら、医療法人社団充幸会 髙見澤整形外科クリニックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。

  • bottom_04.png
  • 24時間受け付けております 診療予約はこちら
  • WEB問診票はこちら