クリニックブログ

2025.12.24更新

皆さんこんにちは。作業療法士の西野です。
「なくて七癖」という言葉があるように、姿勢や体の使い方にはそれぞれ癖があります。長年同じように体を使っていると、本来の望ましい姿勢からずれていってしまいます。本来の望ましい姿勢とは、ニュートラルポジションといって、筋肉をあまり働かせずに済む姿勢です。
筋肉の動きは①縮む・②伸びるの2種類です
最適な長さの筋肉はスムーズに縮むことも伸びることもできます。それに対し、いつも縮んでいる筋肉は、伸びにくいのはもちろん、更に縮むということも大変です。いつも伸ばされている筋肉は、伸びたゴムがあまり縮まないように縮みにくい、また更に伸びるのも大変です。いつも縮んでいる筋肉と伸ばされている筋肉、どちらにとっても過酷な状況と言わざるを得ません。
ではあなたの姿勢はどうでしょうか?
いつも同じ足に体重をかけていませんか?TVの向きにばかり向いていませんか?脚を組む癖はありませんか?左右非対称の動きをするスポーツや楽器演奏をしていませんか?
起きている時の癖は、寝た時の姿勢にも表れ継続していきます。24時間365日同じ癖のまま生きています。癖を完全に治すのは難しいですが、自分にどのような癖があるかを知り、毎日リセットする習慣をつけましょう。
両足の位置がそろっているか、お臍がどちらを向いているか、手はいつも握りっぱなしになっていないかなど、自分の体がどのような状態かチェックする癖をつけましょう。
リハビリでは体の使い方の癖をみつけ、リセットするいい機会になると思います。リハビリ室でお待ちしています。

投稿者: 高見澤整形外科クリニック

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